3180m
1977年9月23〜25日


  新田次郎の「孤高の人」を読んだ人なら、厳冬期とは
ゆかなくても、北鎌尾根とはどんなところか行って見た
くなるのではないでしょうか、
私もその一人ですが、自分にそこを登ることが出きるか
どうかの判断はなかなかつきません、
その頃の、身近な山友達の中では最高の安立さんが
誘つてくれたので一も二も無く行くことにした、特に不安
も無かった。
初日は葛温泉(6:30)から広い工事専用道路を2時間あ
まり歩くいまはどうなっているのだろうか、昼近くに湯保
温泉に着く、感じの良いところである千天出合を過ぎ北
鎌沢キャンプ場に着く、
2日目、お目当ての北鎌尾根から槍への登りであるが
相当覚悟して来たのでおどろくことはない、キャンプ場か
ら独標まで4時間、岩場にはすでになれてきた、独標か
ら槍ヶ岳までは3時間、最後の登りはザイルワークは
必要ないがチョッとした岩登りの気分であった。   
   北鎌尾根、槍ヶ岳直下    
9/23
大町==葛温泉--濁沢--
湯保温泉-−千天出合--
北鎌沢(泊)

9/24
テント場--鎌沢出合---コル
---独標---北鎌平---
槍が岳--肩テント場(泊)

9/25
肩---南岳---槍平---
新穂高温泉

安立さんと2人で
 北鎌尾根の稜線
   北鎌沢から独標へ        独標より槍ヶ岳を望む

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